ZYNQ搭載 ADCボード「Cosmo-Z」>Cosmo-Zについて

Cosmo-Zについて

Cosmo-Z(コスモゼット)は、XILINXの最新FPGAであるZYNQ EPPを搭載した計測ボードです。最新の技術を用いた高速A/D変換器と、ZYNQに内蔵されたFPGAとCPUによる高い計算能力によって、膨大な測定データのリアルタイムな処理を可能にします。

高速ADCは最大32chまで増やすことができるので、複数のセンサからの信号を1台のボードで処理するのに最適です。しかも、32ch増設時でも直径90mmのパイプ内に納めることができます。

本装置は放射線の計測に威力を発揮します。トリガやShaper、TFA、CFD、ディスクリ、コインシデンス、ディレイなど放射線の検出でよく使われる回路はFPGAの中のロジックで実現できるので、従来のNIM/CAMACによるアナログ計測システムと比較して、容易に実現できます。

 

OSにはLinuxを搭載し、ネットワーク機能も備えています。小型・低消費電力である上、Power Over Etherで給電できるので、人が近づけない場所に設置してリモートログインして遠隔操作もできます。
 

 

 

放射線や宇宙線の検出・分析で良く使われる「マルチチャネルアナライザ」の機能をFPGA内の回路で実現しているので、これ1台でNIM/CAMACの装置を置き換えることができます。宇宙線や放射線の測定など、高速・長時間のデータ収集と処理を必要とする実験に最適です。

 

キャプチャしたデータは、SSDに保存することができ、長時間の連続した計測が可能になります(SATA機能は開発中)。もちろん保存したデータはネットワーク経由で読み出しできます。

 

Cosmo-Zの当初の開発目的は宇宙線の計測でしたが、それ以外にも、多数のアナログ入力が必要なあらゆるデータ計測処理システムを構築するのにお使いいただけます。マルチパス無線の受信システムなどにも最適です。


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