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MITOUJTAG BASIC(みとうジェイタグ ベーシック)

MITOUJTAG BASIC

BGAの裏側の信号が見える、変えられる!

「なぜ今までオシロで頑張っていたのだろう。
もっと早く使っていれば良かった(お客様の声より)」

¥69,800(税別) ソフトウェアのみ CD-ROM版

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MITOUJTAG BASICは、はじめてJTAGバウンダリスキャンを利用する方のためのエントリ・バージョンです。

このソフトウェアをお使いいただくと、FPGAやCPLD、組み込みCPU、ASIC、DSPなどのI./O端子の状態を貴方のパソコンの画面上でリアルタイムに見ることができるようになり、また、ICの動作を止めてI/O端子を自由自在に操作することもできるようになります。

XILINXやALTERAのFPGAに書き込みをおこなったり、ロジックアナライザのように波形を観測したりするということも可能です。FPGAとコネクタがつながっているかを1本1本調べるのも、マウスクリックだけでできてしまいます。

本ソフトウェアを一度でもご利用いただくと、BGAの裏側の信号を見ることで苦労していた昔の状態には、戻れなくなるでしょう。

 

MITOUJTAG BASICとは

MITOUJTAG BASICは、バウンダリスキャン可視化技術を中心に、FPGA書き込み、ロジックアナライザ、端子操作などを集約をした世界初の包括的JTAGサポートソフトウェアです。

 

様々なJTAGケーブルに対応

特殊電子回路製のPocket JTAG Calbe、XILINX製のPlatform Cable USB、Digilent社製のHS USB、ALTERA製のUSB-Blasterを使って、あなたの回路基板のJTAG端子に接続すると、パソコンの画面上で、IC(CPUやFPGA)の端子の1本1本の動きをリアルタイムに見ることができるようになります。

PocketJTAG
Pocket JTAG Cableで接続 XILINX Platform Cable USBで接続
Digilent HS-USBで接続 ZYBOにオンボードのUSB-JTAGで接続

 

 

オシロでは見えない、BGAの裏側の信号が、わずか4本の線で見えるようになる

オシロスコープでは物理的なプローブを当てないと信号が見えないのに対し、MITOUJTAGではJTAG信号をつなぐだけでよく、わずか数本の線を接続するだけで、BGAの裏側の数百本にもなる全端子の状態をモニタすることができます。

「mitoujtag ロジアナ」の画像検索結果
4本の線をつなぐだけで全端子の状態が見える 全端子の状態が波形で見える

 

高速で使いやすい、FPGA書き込み機能

また、XILINXとALTEARのほぼすべてのFPGAやCPLDに書き込みを行うことができ、端子の可視化と書き込みを同じ画面の中で行うことができます。

FPGAへの書き込み速度はVivadoと同等、SPI ROMへの書き込み速度はVivado以上を誇ります。また、古いSPI ROMがディスコンになり、新しく登場したSPI ROMに対しても定義ファイルを追加することで簡単に書き込みができるようになります。

XILINX ZYNQ XC7Z030に書き込みをしている様子

 

Vivado ILAやSignalTAPとは違い、ロジアナコアの埋め込み不要

MITOUJTAGは、ICが本来備えている工場出荷時のテストモード「バウンダリスキャン」を使って端子を見たり、操作したりします。そのため、FPGA内にILAやVIOといったIPコアを埋め込む必要がありません。

 

既存のFPGAの回路を変更せずに利用でき、また、FPGAのコンフィグが完了していなかったりクロックが正しく入っていないという異常な状態でも使用することができます。FPGAの開発者が退職してしまったりドキュメントが残っていないなど、中身がわからない基板でも調べることができる強力なツールとなります。

また、他社が開発した基板や、市販のタブレットや電子ブックリーダを解析することも可能です。

 

他社が開発した基板でもスキャン可能 電子ブックリーダをJTAGで解析

 

 

従来他社の基板検査ツールとは違い、ネットリストやテストパターンは必須ではない

MITOUJTAGでは、ネットリストは必須ではありません。そのため、他社の作った基板や、ネットリストが入手できない基板の動作を解析することもできます。

もちろん、Orcad,PowerPCB,KiCAD,Telesis,図研CCFなどを読み込んで信号に名前を付けることもできます。当機能の詳細は、こちらのページをご覧ください。

図 ネットリストを読み込み、バウンダリスキャン結果を表示

 

オープン/ショート発見機能

バウンダリスキャンを用いて、基板上の信号ブリッジや、電源/GNDへのショートを簡単に発見できます。本来はMITOUJTAG Proの機能でしたが、お試しとして、MITOUJTAG BASICをインストール後1か月間使用できます。当機能の詳細は、こちらのページをご覧ください。

検査対象基板(FPGA2つ,CPLD1つ) オープン/ショート検査中の様子

図 基板の接続検査を行っている様子

 

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実機での使用例

XILINX FPGAや、FreeScale製マイコン、市販のタブレット、ALTERA FPGAなど、様々なターゲットで
MITOUJTAGを使った例を紹介します。

 

MITOUJTAG 機能一覧

機能詳細

Light

BASIC

Pro

JTAGコマンド発行
インフラストラクチャテスト
デバイス自動認識
BSDLファイル読み込み機能
ICの端子の状態を画面に可視化
任意の端子をマウスで操作
出力の衝突判定
ウォッチウィンドウ ×
ウォッチモード
ノーマルモード
BLOGANAモード(オンチップロジアナ機能) ×
デバイスプログラミング XILINX、ALTERAのFPGA/CPLDへのデバイスプログラミングの実行
マルチウィンドウ
ヘルプファイルの提供
ピン定義ファイルの読み込み XILINXまたはALTERA,LatticeのFPGA開発ツールで使用したピン定義ファイルの読込
フラッシュメモリプログラマ バウンダリスキャンを活用し、CPUやFPGAに接続された汎用のパラレル接続フラッシュメモリに書き込む機能 ×
SVF実行機能  SVFファイルの実行による汎用的なデバイス プログラミング機能 ×
シンプル基板接続検査機能(Ver2.6から)                    FPGAやCPU端子が、他デバイスに接続されているか、あるいはオープンなのかを自動的に調べる機能 × ○   ※1ヶ月試用版
スクリプト機能  JTAGファンクションジェネレータ バウンダリスキャンの動作をC言語のスクリプトで記述し、基板検査や導通検査を自動化 × ×

ファンクションテスト  検査対象回路図のネットリストを読み込み、DDR2 SDRAMやフラッシュメモリ等との接続検査

× ×
 

 

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アップグレードについて

MITOUJTAG Proとの違い

MITOUJTAG ProとBASICの大きな違いは、基板検査機能の有無です。MITOUJTAG Proは、「ユーザがあらかじめ作りこんだ手順を実行する」ということができます。

MITOUJTAG Proへのアップグレード

MITOUJTAG BASICをお持ちの方は、いつでもProへのアップグレードが可能です。