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マルチチャネルアナライザ(MCA)

マルチチャネルアナライザ(MCA)とは、入力したパルスの高さを、頻度で表したヒストグラムとして記録するものです。

 

図 MCAの原理

 

この機能によって、何Vの波高のパルスが何回来た、というグラフが得られます。

波高の高いパルスはグラフで右の方に記録され、波高の低いパルスは左の方にに記録されます。

図 プラスチックシンチレータで測ったバックグラウンド

 

Cosmo-ZのMCAは、横軸(これも伝統的に「チャネル」という)は最大2047、縦軸は最大4294967295(=232-1)までカウント可能です。

また、このMCAはアナログ入力の1CHに1つ付いていて、最大で32個のMCAがFPGA内に実装されます。32個のMCAはすべて完全に独立しており、同時動作が可能です。

図 32個のMCAとDSPは独立している

 

波形整形やディスクリは、放射線信号処理回路(DSP)によってコントロールされます。

このMCAは毎秒1Mカウント/chを超える計測であってもオーバーフローしたり、デッドタイムが増えるということはありません。

また、Cosmo-Zの波形キャプチャ機能(デジタイザ)や波形計測回路とも独立しているので、オシロのように波形をモニタしながら、裏でMCAがカウントしつづけるという動作も可能です。

 


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