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ISEにXPSの回路を取り込む
42. ISEに戻ってきたら、先ほど作ったcpuというモジュールがあるので、Generate Top HDL Sourceを実行します。
43. 作ったCPUモジュールをインスタンシエートするだけの回路が出来上がります。
これは参考程度にして、自分でmain.vhdを作り、この回路を丸ごとコピー&ペーストします。
SPIのクロック信号は、システム・コンフィギュレーション用のCCLKピンと共有されているので、そのまま信号を出すことはできません。CCLKピンから出力するには、STARTUPE2というプリミティブを通じて行います。
先ほど苦労してSPIのピンを細工した理由はここにあります。STARTUPE2に渡すためには、inoutの属性だと都合が悪いのです。
それから、clock_generator_0_CLKIN_pinには、水晶発振器からの50MHzの信号入力を通しておきます。
・・・ signal SCK : std_logic; begin cpu_i : cpu port map ( RS232_Uart_1_sout => uart_tx_op, RS232_Uart_1_sin => uart_rx_ip, RESET => pushsw_ip, ・・・ clock_generator_0_CLKIN_pin => xtalclk_ip, axi_spi_0_SCK_I_pin => '0', axi_spi_0_SCK_T_pin => open, axi_spi_0_SCK_O_pin => SCK, axi_spi_0_MISO => MISO_bp, axi_spi_0_MOSI => MOSI_bp, axi_spi_0_SS => SS_bp ); STARTUPE2_inst : STARTUPE2 port map ( CFGCLK => open, CFGMCLK => open, EOS => open, PREQ => open, CLK => '0', GSR => '0', GTS => '0', KEYCLEARB => '0', PACK => '0', USRCCLKO => SCK, USRCCLKTS => '0', USRDONEO => '0', USRDONETS => '0 );
44. ここで一度論理合成(Synthesize)をしてみて、エラーが出ないか確認します。
axi_spi_0_SSという信号でエラーが出るかもしれません。それは、このSSという信号がXPSではデフォルトで[0:0]のバスになっているためです。
XPSとISEを何度か往復して整合性をとっているうちに直ります。
また、手順31で削除したはずのCLK_PとCLK_Nが残ってしまっているかもしれません。そういうときはXPSからcpu.mhsを直接編集してしまってください。
45. エラーなくSynthesizeが通れば成功です。