また、初段アンプをOPA211ではなく、アナデバの差動アンプAD8253に切り替えることもできます。AD8253を使うと、差動入力が使えて、ゲインを1,10,100,1000倍に切り替えられます。
ようやく満足のいく性能が出たのですが、ここに至るまでにとても苦労がありました。まず、今回は手作業ではんだ付けをしたのですが、結構はんだ付けミスが多く、原因究明に無駄な時間を使ってしまったこと。次に、Digikeyに注文したTHS4130の袋に別の部品が入っていて、気付かずに実装していたこと。
あと、はっきり実感したことは、4層基板で作った本機は、2層基板の試作品よりもノイズがはるかに小さいということです。電源回路やDACからのノイズの混入も観測できないほどでした。電源専用プレーンの効果を実感しました。
先日、出来上がってきた18bit ADCボードの基板に部品を実装しました。

金きら金です。
最初の1台は手作業で付けました。だいたい4時間くらいかかりました。

今夜、Artix-7ボードを乗せて動作確認をすることにします。
さて、試作機で出た性能が出るでしょうか?
18bit ADCボードができあがってきた
2014.03.04
本日、18bit ADCボードができあがってきました。
4面づけです。

長期的な安定性を考えて金フラッシュ仕上げにしています。

最初の1枚はすぐに実験したいので、今週中に手半田で作ってみて、特性を測ってみたいと思います。
