Kintex-7 PCIe 光ボード「Cosmo-K」
Cosmo-K+コスモ・ケイ・プラス ¥270,000 |
最終更新日 2023/5/22
PCI Expressのほか、USB3.0、1GBのDDR3メモリ、SATAコネクタ、そして光ファイバモジュールの標準規格であるSFP+または40GBのQSFP+を搭載しています。「Cosmo-K(コスモ・ケイ)」は、XILINXの高性能FPGAであるKintex-7を利用した汎用のPCI Express & SFP+評価ボードです。
ロープロファイル仕様のため、スリムなPCに挿しても蓋を閉めることができるほか、万能機版やフラットケーブルで容易に拡張できるよう、2.54mmピッチのピンヘッダが搭載されているなど、ユーザにとって本当に使いやすいPCI Expressボードは何かということを考えて設計されました。
もちろん、Kintex-7の内蔵PCIe Endpoint BlockとDMAを使用するためのサンプルデザインやDMAデバイスドライバも充実しています。
写真 Cosmo-K+, Cosmo-K-, Cosmo-K0
最新情報
2022年5月22日 Vivado 2022.2版のPCIe-DDR3-XDMAデザインをリリースしました
2018年4月4日 割り込みの使用方法を記載しました
10月17日 PCI ExperssのDMA経由でDDR3にアクセスするデザインを公開しました
9月4日 PCI Expressサンプルデザインの解説を行いました。
9月4日 ホームページをリニューアルし、大幅に情報を追記しました。
5月22日 DDR3メモリコア「MIG」設定ガイドを掲載しました
5月19日 XILINXのコアを実装してPCI Express DMAの実験を行いました
5月9日 Cosmo-K0,K-,k+の回路図を更新しました
5月9日 Cosmo-K0,K-,k+のハードウェアマニュアルを更新しました
2月23日 Cosmo-K0の出荷を開始しました。
2月17日 Cosmo-K+の出荷を開始しました。
11月16~18日 展示会ET2016へ出展しました
11月15日 USB3.0とDDR3メモリの動作が確認できました
11月11日 10Gbpsでリンクアップし、IBERT試験を行いました
11月10日 PCI ExpressがGen2 x4でリンクアップしました
11月8日 ボードの実装が上がりました
10月18日 メインボードの設計が完了し、基板出図を行いました。
10月27日に弊社に生板が到着し、11月上旬に試作機の実装が上がる予定です。
Cosmo-Kの4つのメリット
① PCI Express Gen2を本当に簡単に使いこなせる
② コンパクトサイズで、スリムなPCにも挿せる
③ 2.54mmピッチのピンヘッダで拡張可能
④ FPGAのソースは公開。自由に使用できる。
特徴
- Kintex-7 & DDR3メモリ & 光ファイバ & USB3.0
- PCI Express Gen2 x4で毎秒1.7GB/sの転送。Windows用ドライバ付。
- 2.54mmピッチ ピンヘッダでラクラク拡張可能
- オンボードでUSB-JTAGを搭載。XILINX Vivadoからの接続も可能。
- 無償のVivado WebPACKで開発可能
必要とする光ファイバの種類や用途に応じて3種類のラインナップでご用意しています。
ボードのコンセプトと開発の経緯についてはこちらをご覧ください。
高エネルギー加速研究機構との共同開発
このボードは、CERNのATLAS実験においてS-LINKというプロトコルの通信を行うためのボードとして、高エネルギー加速器研究機構殿と共同で開発されました。
用途
- 超高速ADC用データ受信ボード (素粒子物理学実験、レーダー信号処理等)
- 汎用のデータ収集ボード
- 汎用のPCI Express FPGAボード
- 10Gbイーサ,40Gbイーサの実験用
- 4Kビデオ、8Kビデオのデータ受信
目次
ご注文方法
ご注文の際は便利なオンラインショップをご利用ください。
仕様や販売についてのお問い合わせ、および、お見積り依頼は
特殊電子回路 内藤までお願いします。
メール宛先 naitou@tokudenkairo.co.jp
TEL:03-3868-2698
ライセンスについての考え方
このCosmo-Kは、汎用のFPGA評価ボードです。
お客様はCosmo-Kを利用してカスタムPCIe機器を迅速に開発することができます。そのため、FPGAのプロジェクト一式と、サンプルソフトウェアはソースコードで当社Webサイトからダウンロードできるようになっています。
Cosmo-Kをご購入いただいたお客様は以下の使用許諾条件のもと、ライブラリやFPGAプロジェクト、回路図などの設計情報を使用することができます。
- Cosmo-Kの基板をお客様の機器に組み込んで出荷することや、自社で使用することは自由にできます。
- ソースコードを見て解読し、改変することができます。
- 当社が提供するライブラリやデバイスドライバを利用して製品を作り、お客様の製品に組み込んで出荷することができます。
- Cosmo-Kの回路図等を参考にして、オリジナルなハードウェアを作ることができます。
- お客様が開発したオリジナルなハードウェアでも、Cosmo-Kのハードウェアデザインと、ライブラリ、デバイスドライバを使用することができます。
- 追加のライセンス費用はかかりません。
- ただし、お客様が開発したハードでの動作は保証の対象外となります。
- Cosmo-Kのライブラリやデバイスドライバ、回路図などの設計情報を、そのままの状態で再配布することはできません。
- ライブラリを組み込んだプログラムをエンドユーザへの出荷、あるいは再配布する際には、当社の著作権情報を削除してはいけません。