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ET2009 (Embedded Technolog 2009)


イベント情報

「Embedded Technology 2009」に出展します

平成21年11月11日

特殊電子回路?は、「Embedded Technology 2009」に出展します。

 

当展示会では、当社オリジナルのFPGA評価ボードの紹介と、そのボードを例に、

あなたの知らない『常識破りなJTAGデバッグ』を実演します。

 

当社の出展ポリシー 〜展示会における強引な客引きを断固拒否します〜

展示会に出展している企業の中には、『ブースの前で遠巻きに見ているだけで、中から人が出てきて

 「いかがですか?」と声をかける』ような出展社も多くあります。

 

特電は、このような強引な勧誘を伴った客引きを断固拒否します。

 

当ブースでは決して売り込みや、興味のない方に無理やり興味をもたせようとするしつこいトーク、

それから強引な呼び込みも行いません。興味がない方には製品パンフレットを渡すこともいたしません。

 

お客様が心ゆくまで安心してMITOUJTAGやSpartan-6をご覧になって、触れられる環境をご用意いたします。

 

時間分割多重展示

当社のブースは、IPA(情報処理推進機構)内のミニブースで、スペースが限られています。

狭いスペースに多くの商品をならべるとわかりにくくなるので、今回は時分割多重方式によって複数の製品を出展しようと思います。

 

出展スケジュール

11:00〜11:30 MITOUJTAG Proのデモンストレーション

11:30〜13:00 休み

13:00〜13:30 Spartan-6のデモンストレーション

13:30〜14:00 休み

14:00〜14:30 MITOUJTAG Proのデモンストレーション

14:30〜15:00 休み

15:00〜15:30 Spartan-6のデモンストレーション

16:00〜 撤収して静展示へ

本来、ET2009の会場は10:00〜17:00まで開いていますが、特電がブース内でデモをする時間はこの2時間に絞らせていただきます。デモをしていない時間はプレゼンしていたり、ブースの展示内容を入れ替えたり、他のブースを見に行ったりしています。逆に、私もこの2時間に集中してデモをしたいと思います。

 

期間中はいつでもオープンしているというのが展示会の常識でしたが、当社ブースにはあてはまりませんので、ご覧になりたい商品のお時間に合わせてお越しくださいますようお願い申し上げます。

 

出展内容

主に以下の内容での展示を予定しております。

 

特電オリジナル Spartan-6 FPGA評価ボード(発売中)

XILINX純正以外では世界で1番早くリリースされた(※当社調べ)Spartan-6 評価ボードです。オンボードのUSB2.0 HighSpeedインタフェースは、FPGAとの通信だけではなく、JTAG書き込み・デバッグにも利用できます。基板サイズは72mm×50mmとコンパクトなのに、512Mbitの大容量DDR2 SDRAM搭載。2.54mmピッチのピンヘッダで万能基板にも楽々搭載可能。
 

 

MITOUJTAG Pro.

MITOUJTAG(みとうジェイタグ)は、JTAGを使ってBGAの裏側の端子状態を見たり、論理合成をせずにFPGAを動かすことができるソフトウェアです。このソフトは、従来からよくある「FPGA埋め込み式のロジアナIPコア」とは違い、FPGAのコンフィギュレーション前でも使えます。FPGAだけでなくCPLDやCPU、ASICなどJTAGに対応さえしていればベンダや品種を問わずに使えます。

基板実装直後の初期デバッグに最適です。

 

特電PCI Express評価ボード

特電PCI Express評価ボードは、まさに、誰でもPCI Expressに手が届くFPGAボードです。ロープロファイルのPCI Expressアドインカードの形状に、100万ゲートクラスのFPGAと専用PHYチップ、DDR2 SDRAM等を搭載しています。標準で付属しているPCIe IPコアには試用期限がなく永久にお使いいただけます。

価格はなんと!49,800円(税別)〜

 

開催概要

名 称

Embedded Technology 2009/組込み総合技術展

会 期

2009年11月18日(水)  AM 10:00〜PM 5:00

                 19日(木)  AM 10:00〜PM 6:00

                 20日(金)  AM 10:00〜PM 5:00

会 場

パシフィコ横浜

主 催

社団法人 組込みシステム技術協会(JASA)

入場料

1,000円[事前登録及び招待券持参の方は無料]

※ 入場には招待券が必要です。

     招待券のお申し込みは「ET2009」※ET2008のHPへジャンプします)のWebサイトでお申し込み下さい。

 

弊社展示の趣旨

 電子回路、とりわけ、組み込み機器のデバッグでは、ひとたび「ちゃんと設計したはずの基板が動かない」、「CPUが動いているのかどうかさえわからない」、「FPGAが起動しない」、「配線がちゃんとつながっているのか怪しい」などの問題が発生すると、原因究明に無駄な時間を費やしてしまうことになりかねません。

 従来は、このような問題の解決には経験と勘のようなものが必要とされてきましたが、JTAGを使うとこれらのデバッグに要する時間を大幅に削減することができ、問題点を素早く見つけることが可能になります。

 このような事例をデモ形式で展示します。

 お客様の皆様に直接お会いすることができるのを楽しみにしております。

 会場では、当社のすべてについて忌憚のないご意見をお聞かせ下さい。

 

セミナーのご案内

 

情報処理推進機構内にて講演を予定しております。

 

テーマ

まだムダな苦労を続けますか!?
組込み開発で楽をする「JTAG活用」5つのノウハウ

 

日時

・11月18日(水)11:30〜11:50

・11月19日(木)11:30〜11:50

・11月20日(金)10:30〜10:50

 

ご来場者プレゼント

今年のET2009では、豪華賞品のプレゼントを行います。

アンケートにお答えいただいた方の中から抽選で3名様に、以下の賞品をプレゼントいたします。

  • 特電Spartan-6評価ボード
  • PCI Express評価ボード
  • MITOUJTAG Light(J-Writer付き)

また、残念ながら抽選にもれてしまった方にも、「JTAG小冊子」を差し上げます。

ET2009出展報告

18日から20日の3日間、ET2009に出展しました。
この3日間、とても多くのお客様がいらっしゃいました。おそらく、特電ブースとしては過去最高の入りだった気がします。3日間、ほとんどひっきりなしにお客様がいらっしゃっていました。

心掛けたこと 呼び込みはしません

たいていのブースでは「●●ありま~す」「●●いかがですか~」「●●のパンフレットをどうぞ~」、と通りかかる人を無理やり呼び止めて配っています。うちも去年までそうでした。
しかし、これははっきり言って逆効果。
お客様はみんな身構えて逃げてしまいますし、配っているスタッフの方も拒絶された感じが溜まって、どんどん気分が落ち込んできてしまいます。正直言って、無理やりパンフレットを渡されるのは迷惑だし、紙の資源の無駄ででしょう。だから、今回は「展示会場では、呼び止め・声かけ・パンフレット配り」は絶対にしない、という固い決意のもと企画を練りました。

ブースの様子

さて、設営に関することはこのくらいにして、今回の特電ブースの様子を紹介させていただきます。まず、ブースはいつもと同じく畳一畳くらいの広さのミニブースでした。
机の上にところ狭しといろんなグッズが並んでいます。
最初は時分割多重で入れ替えしようと思っていたのですが、ずっとお客様がいらっしゃっていたので、結局のところ、終日、すべての作品をごちゃっと展示していました。
Booth_1

今回の目玉は、Spartan-6評価ボード。
おそらく、ET2009の会場で、実際に動いていたSpartan-6は、ここだけだったと思います。
実は、このボードのパンフレットの裏には、「Spartan-6評価ボード 開発趣意書」という、私がSpartan-6ボードにこめた思いを書いております。X社某代理店が見たら怒り出しそうな内容なので、とてもWebやブログには書けません。会場にお越しいただいた方だけのお楽しみにしておいてください。
まさにチラシの裏です。

次の写真は、LED光センサアレイのデモンストレーションです。手をかざして遊んでくれた方が多く、うれしかったです。
Booth_2

それから、LED光センサアレイ第二号機。
Booth_3
この第二号機は、ET2009の前日の朝(17日)にP板から基板が届いて、その日のうちにバイト君に実装してもらいました。そして、私が手にしたのがET2009の初日(18日)の朝10時10分。10時30分からはIPAのプレゼンでこのボードをデモしなければなりません。実質わずか5分で、プレゼンのためFPGAアプリをつくらなければなりません。そこで、Spartan-6の中身を動かすのではなく、パソコンからバウンダリスキャンでFPGAのI/Oだけを操作するという方法で、IPAのプレゼンを乗り切りました。

あと、お客様の声のパネル。
Booth_4
中には、じーっと真剣に見入ってくれる方もいらっしゃいました。お客様の声は特電スタッフにとっても励みになります。

それから、JTAG小冊子の無料配布は大変好評で、とても多くの方からお申し込みをいただきました。
アンケート用紙に添えられた住所のほうへ、来週、郵送させていただきます。

あと、電子系のブログをされているという方、MITOUJTAGをすでに使われているという方も大勢お越しいただき、たっぷりお話できました。Simさんは2日目にいらっしゃいました。朝、昼、夕と3回くらいいらっしゃいまして、NECエレでもらったLED照明を見せてくださいました。欲しくなって私もNECエレのセミナー受けてLED照明をもらってきました。

2日目のETフェスタでは皆々様に電氣ブランをふるまわせていただきました。電気の展示会なのだから、やっぱり電氣ブランですよね。
Denkibran
私も少しのみましたが、ほんの少し飲んだだけなのに、ふらふらします。アルコールの度数以上に何かありそうです。
チップコンデンサクッキーを見たいと尋ねて来られた方には大変申し訳ございませんでした。自作の菓子を不特定多数の方に提供すると、食品衛生法がどうのということで厳しく罰せられるかもしれないので、今回は自粛させていただきました。

アンケートを見てみると、特電ブースにお越しいただいたお客様は、趣味でも電子工作をされている方が意外と多いようです。特電は、産業用だけではなく、趣味の方にも楽しんでいただけるような製品を今後も作り続けて行きたいと決意を新たにしました。

何はともあれ3日間、ありがとうございました。
ご来場いただいたお客様、そして、出展を支えてくれた特電のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
とても楽しい展示会でした。

   

 


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