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製品情報>Kintex-7 PCIe 光ボード「Cosmo-K」>開発日記>2017年4月

2017年4月

2台のボードでIBERT試験を行う

2017.4.24

XILINXのCoreGeneratorにあるIBERT試験は、2台のFPGAで別々に動かしても動くようです。

の写真はCosmo-K+を2台用意して、40Gbpsの光ファイバで結んでいます。

Ibert_cross

両方のCosmo-K+に、IBERT試験用のBitStreamをROMに書き込んで、起動しておきます。(扇風機は冷却のため)

そして、Chipscope Analyzerを起動すると、40Gbps (中身は10Gpbs×4本)のうち3本がリンクアップして、エラーなく動いていました。

Ibert_cross_2

CH1(X0Y4)が動いていませんが、基板の配線が物理的に間違っている試作用の基板だからです。

IBERT試験は他のボードから出てきたデータでもリンクアップするということは、

・IBERT試験用のコンフィグデータを書きこんだFPGAボードは、理想的な10Gbpsの信号ソースとして使える

・IBERT試験は、自分自身のクロック周波数と、受信したクロック周波数がずれていても良い

ということだとです。

1G ADCの信号受信がうまくいかないので、IBERT試験を行ってみた

2017.04.21

1Gbit/sの超高速ADCから光ファイバで送られてくるJESD204Bの信号受信がうまくいかないので、IBERT試験を行って、Cosmo-K+のGTXが正しく動作しているのかどうかを試験してみることにしました。

この光ファイバは10Gbpsの信号を4本束ねた40Gbpsのファイバです。1本1本の信号は10Gbpsになっています。

まず、CH1。  

Csk3_1

アイが開いていて、非常に良い感じです。50%くらいありそうですね。

 

次にCH2。やや狭い。30%程度でしょうか。

Csk3_2

 

次はCH3。これも狭い。30%くらい。

Csk3_3

 

最後のCH4。急に良くなります。50%くらい開いています。

Csk3_4

 

チャネルで結果が大きく異なるのは、もう1台のCosmo-K+でやっても同じ傾向だったので、基板かケーブルの伝送品質の問題か、QSFPモジュールの問題と考えられます。

とにかく、Cosmo-K+で10Gbpsの信号4本がちゃんと動くことが確認できました。

Cosmo-Kの新基板が到着 

2017/4/15

火曜日に出図した基板が、もう届きました。 

Cosmo-Kは、まだ一般のお客様向けには1枚も出荷していないのに、すでに2回目の改版です。

※ First User向けにはトータルで16台出ている。

 

今回、ホームページを見てご注文をくださったお客様がいらっしゃったので、少し改版して一般向けに販売できるように改良を続けています。

6層基板で金フラッシュ、0.1mm/0.1mmルール、国内製造です。

Cosmok_b

価格的には某P社の7営業日(実質10日)コース程度なので、同一の値段で納期が半分といった感じです。基板業界もだいぶん変わりましたね。

透明の袋に入って送られてくるので、中身がよくわかります。

Cosmok_b2

コネクタの下にあるViaが、レジストを越えてショートしないようにシルクをかけています。

Cosmok_b3Cosmok_b4


ちょっとシルクが薄いかもしれません。まぁ、大丈夫でしょうけど。

かなり品質が良く満足しています。

Cosmo-Kの新基板を出図

2017.4.11

Cosmo-Kの基板を改版して出図しました。まだ一般のお客様向けには1枚も出荷していないのに、すでに2回目の改版です。 

※ First User向けにはトータルで16台出ている。

今回、ホームページを見てご注文をくださったお客様がいらっしゃったので、問題のあった箇所を少し改版しています。

この基板、6層基板で金フラッシュ仕上げですが、14日の火曜日に出図して、15日の土曜日に到着するのですから、驚異的な速さだと思います。

Cosmok_gerber

+4万円くらいで実質2日で作ってもらうこともできますが、今回は4日コースで頼みました。


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